

日本ビクター株式会社と株式会社ケンウッドは、2008年10月1日に共同持株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社」を設立し、経営統合しました。
日本ビクターは82年の歴史を持つ映像・音響機器メーカーであるとともに、音楽ソフトをメインとするエンタテインメント事業を併せ持つ企業であり、ケンウッドは63年の歴史を持つ音響・無線機器メーカーです。
2008年を振り返りますと、欧州市場に投入したJVC(日本ビクターの海外ブランド)の液晶テレビはデザインや省エネルギー性能が高く評価され、「Plus X Award※1」「EISA Award※2」を受賞したほか、米国でもアメリカ合衆国環境保護庁(EPA)から各クラスで最も省エネルギー性能がよい機種として評価されました。
また、デジタル業務用無線機「NEXEDGE™」は省エネルギー性能と高い信頼性が評価され、ラスベガスのホテルをはじめとする世界各地の大規模施設で使用され、洞爺湖サミットでも外務省の一斉同報通信用の無線機として採用されました。
このような実績は、マーケティングから始まる両事業会社の地道な取り組みが実を結んだ結果であると認識しています。
これからは各事業会社の独自性と経営統合によるシナジーを発揮することにより、映像技術、音響技術に加え、無線技術とエンタテインメント事業を併せ持つ企業として、機能価値だけではなく環境価値の高い商品を各国の環境法規制のもとで展開し業界を牽引していきます。
※1「Plus X Award」:欧州で工芸技術、スポーツ、ファッションなどの業界でデザイン作品を審査する賞
※2「EISA Award」:European Imaging and Sound Association(ヨーロッパ映像音響機器協会)の略、欧州20カ国の写真・映像・オーディオ専門誌の選考委員により、毎年1年間に発売された各映像関連機器の中からカテゴリー別に最も優れた1機種が選定されるもので、世界でも最も権威ある賞の1つ。JVCの液晶テレビは「EUROPEAN GREEN TV 2008-2009」を受賞。
JVC・ケンウッドグループは法的責任・社会的責任・環境的責任を果たし、社会のニーズに応え、自ら掲げた高い目標に向かって責任をもって事業運営に取り組み、持続的に新たな付加価値を生み出していきます。
社会から愛され、存続を望まれる企業になるためにJVC・ケンウッドグループは、環境に配慮した商品の拡大を促進する製品環境活動と事業活動に伴う環境負荷の削減を図っています。また、地球環境と共生する循環型社会をめざすグリーン企業としての社会的責任を果たすために、さまざまな環境経営活動を推進していきます。
JVC・ケンウッドグループは、省エネルギー、3R(リデュース、リユース、リサイクル)など商品における環境配慮設計を推進し、環境マネジメントシステムの運営により環境リスク「ゼロ」を目指していきます。商品そのものにおいては、有害化学物質の排除、資源の有効活用、消費電力の低減、軽量化に積極的に取り組んでいます。
JVC・ケンウッドグループは、品質、性能、デザインで高い評価をいただける商品をグローバルに展開し、お客様に新しいライフスタイルと感動を提供していきます。
世界中に拡大する環境法規制に対応し、有害化学物質の排除や、規制への適合宣言書の発行、リサイクル情報の開示など社会が必要とする情報を提供し、お客さまの信頼に応えていきます。
また、企業にとって真の意味での地域・社会とのかかわりとは何かを考え、社会貢献活動に積極的に取り組み、地域住民に信頼されるよき企業市民をめざします。
最後になりましたが、お客様、お取引先などJVC・ケンウッドグループの事業活動へご協力をいただいております皆様に感謝申し上げるとともに、より一層のご理解とご支援を賜りたいと存じ上げます。
JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社
代表取締役会長 兼社長 兼CEO
環境会議議長


